夢は偶然ではない。今、世界各国の研究チームが食事と夢の関係を科学的に解明しようとしているーーー
【脳波が語る“悪夢の瞬間】カナダ・モントリオール大学 睡眠研究所
実験室で被験者が睡眠中に脳波を測定。ここでは夕食の内容を変えた後、睡眠中の脳波と夢の内容を記録する実験が行われている。「乳製品や高脂肪食を摂った夜はレム睡眠の途中に**微小覚醒(マイクロアラウザル)**が増える傾向があります。そのとき脳は一瞬だけ覚醒し、感情記憶が強調され、悪夢や強い夢体験が起こりやすい。」
【腸内環境が夢を変える?】日本・国立栄養研究センター
被験者が夕食に和食・洋食・高糖質食の3種類を食べ分ける実験が進行している。最新の研究は腸内環境と夢の質の関係にも注目している。「腸内で発酵しやすい食品、特に糖質や乳製品はガスや不快感を引き起す。この胃腸の刺激が脳に伝わり視床下部と扁桃体の活動を高め、夢の感情性が増すと考えられている。」実際に腸内ガスの多い被験者ほど悪夢を見やすいという統計がある。
【夢を良くする食事】
一方で夢を穏やかにする食事も検証が進んでいる。被験者が夕食に、鮭、納豆、ほうれん草、ハーブティー。「トリプトファン、ビタミンB6、そしてマグネシウムが豊富な食事はセロトニンとメラトニンの合成を促進しレム睡眠を安定化させる。実験ではこうした食事を2週間続けた被験者の70%以上が夢の内容が“より心地よく、色彩が穏やかになった”と答えています。
【夢を操る未来】
食事が夢を変える――その仕組みが少しずつ明らかになりつつある。未来には、“悪夢を減らすための食事プログラム”や、逆に“創造性を高める夢を誘発する食事法”が開発されるかもしれない。夜、私たちが口にする一皿が眠っている間の脳を操る時代がもうそこまで来ている。。。
【夢をコントロールする食事療法】
東京睡眠科学研究所は食事で夢をコントロールする“未来型プログラム”の開発を進めている。個人の腸内環境、遺伝情報、そして過去の夢データをAIが解析し、『見たい夢』に最適化された食事メニューを提案するという。さらに未来には「夢を選べる食事を提供するレストラン」などが登場するかもしれない!
次回予告:由美と健太が「夢と食事」の研究に参加する

コメントをお書きください