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血糖値593mg/dl! HbA1c≧14!

最近連絡が取れなくなっていたTさん。

「今日診察いけますか?」と久しぶりに電話がありました。

「生きてたね。。良かったー。。」とスタッフみんなで話していました。

予約時間になっても現れない。どうしたのかな?やっぱり来るのやめたかな。。?

そういう感じの方なので来るか来ないかは半信半疑でした。

 

予約時間に遅れる事30分、ようやく来院。

「バイクで走ってたら途中で怖くなってジュース飲んで休憩してたんやー」と。

お顔はすっかり痩せて足元おぼつかなく、ヨロヨロ歩き。半パンから出た足は傷だらけ。

なんかおかしいな。。。??

 

「どうしてましたか?連絡取れないから心配してたんですよ!」

「体重6kg減ってるじゃないですか。食事はできてましたか?」

 

「暑かったからかなー夏バテちゃうかー。しんどくてずっと動かれへんかったんやー」

「メシはコンビニのおにぎり、うどんとかそんなんやー腹は減るからなー」

「のども乾いてしゃーないねん」

 

「お薬飲んでました?」

 

「飲んでない」

 

「インスリンは打ってた?」

 

「打ってない。忘れとったわ」

 

(ちょっと、ヤバイんじゃないの?)

「いつから?」

 

「もう1-2か月なるかな~」

 

すぐに血糖値・A1cを測りました。

血糖値:593 A1c:14以上(計測不可の表示が!)

すぐにインスリン注射をしてご家族がいないので妹さんへ電話。入院の手配しようか。

家の近くの病院かここの近くか。。しかしよくここまでバイクで来れたな。

途中で怖くなったって言ってたけどきっと何か意識障害出たのかな。。何もなくて良かった。

妹さんは夕方にしか迎えに行けませんとの事。そりゃそうですよね。。。

とりあえずベッドに横になってもらって血糖値が下がるまで安静。

のどが渇くから水分補給して。点滴まではしませんでした。

 

この方は2型糖尿病でインスリン注射と薬の併用です。うちの医院では重症な部類の患者さん。

どこかの大学の農学部で先生だったとか。70歳で一人暮らし、毎日畑仕事されてるそうなんです。

ご自身の病気や体調には全く無関心で食べる事が大好き。食べ放題やバイキングでいっぱい食べるのが唯一の楽しみだとか。。病気を悪化させるタイプの人ってこういう傾向あります。

健康な人ほど健康に注意してるもんです。でも、最近多いです、独居の高齢者に起こるこんな事。

 

高浸透圧性高血糖、ケトアシドーシスの疑い。

インスリン不足によって血糖をエネルギー利用できなくなり脂肪が分解され(体重が減り)ケトン体が血液中に増え血液が酸性に傾き高度の脱水状態(口渇・多尿)から意識障害になります。

そのまま放置すると昏睡状態になって命の危険に及びます。

 

入院はしたくないと、妹さんに迷惑かけられないと言われ自宅へ帰る事に。

血糖値は300までしか下がらなかった。

また同じ事が起こらないようにインスリンを打つこと、薬を飲むことを何度も何度も念を押し、

1週間後に妹さんと来院してもらう事にしました。妹さんには自宅近くか周りの方々がサポートしやすい環境の病院に移る事も考えてもらって結構ですよとお伝えしました。

 

独居の高齢者問題。本人はもちろん周りの家族に突然ふりかかる負担。

高齢者向けのサービスはどこまで有効なのか?現在は在宅支援の方向に行きつつありますが。

私達は難しい問題を抱えています。

 

血糖指数593mg/dl! HbA1c≧14!

最近没到联络的T先生。
"今天诊断很好吗?"好久有电话。"生活了"。。好。。我们都说了。

预订时间也不出现。怎么办了?仍然多达来的停止了吗?

因为他是这样的感觉所以来不来半信半疑了。

 

预订时间迟到半个小时,渐渐来院。

"当乘摩托车奔了的时候变得害怕,中途喝果汁和休息的。他说。

看到脸瘦, 觉得脚下不可靠, 慢慢走路。从短裤出来了的脚有许多伤。
什么奇怪。。。??

 

"怎么办?"跟你不得到联络所以担心了呀!那么"减少6kg体重" 可以吃饭了吗?

 

”因为夏天炎热了所以累死了。不可能动的呀。便利店的饭和缅吃的。肚子饿,咽喉很渴望"

 

”吃药吗?”

 

”没有”

 

"胰岛素打了吗?"

 

"不打。忘记拿了"

 

(不有点不得了?)
"从什么时候不打起?"

 

"已经1-2个月过吧~"

 

马上测量血糖指数、A1c了。
血糖指数:593  A1c:超过14(计测不可的表示!)

马上打胰岛素注射,他没有家族所以到妹妹打电话。住院安排吗?
房子附近的医院或者这里的东西。。好好能乘摩托车到这里来了。

虽然中途据说变得害怕了。可是什么意识障碍一定出来了吗?。没有什么了就安心。

当让妹妹只在傍晚不能来接。在姑且床躺下,血糖指数跌下来之前是安静。

因为感到口渴所以做水分补给。

 

他是2型糖尿病,胰岛素注射和药的并用。在我医院,病得重部类的患者。

哪里大学的农学系老师。好像被用70岁做独自生活,每日田地工作。

全然对自己的疾病以及感觉不关心,很喜欢吃的东西。于自助餐以及自助餐满满地吃的是唯一愉快。

疾病恶化的类型的人有这样的倾向。健康人正注意自己的健康。

最近不过对许多于独居的高龄者发生的这种事。

 

高渗透压性高血糖和酮体酸性(ketoacidosis)的疑心。被缺乏胰岛素不能使用血糖能源变得、

脂肪被分解(体重减少),在血液里酮体增加,血液酸性倾斜,从高度的脱水状态(口渇、多尿)得意识障碍。

就这样不闻不问的话得昏厥,涉及生命的危险。

独居的高龄者问题。不仅本人而且突然来到周围家族的负担。

面向高龄者的服务到哪里有效?现在正去在家的支援的方向。
我们有困难的问题。